Hana’s blog

子育て、シアトル生活等日々の出来事や考えを綴ります

不妊治療の難しさ

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私は約3年半の不妊治療の末、妊娠しました。

自分の治療の記録について今後記していこうと思いますが、

今回は不妊治療の難しさについて綴ります。

 

 

不妊治療の難しさはとにかく山のようにありますが・・・中でも私が感じたもので最も大きなものとして3つあげるとすれば

 

①病院選び

②先の見通し・終えるタイミング

③ソフト・ハード面の負担

 

です。

 

①病院選び

私は周囲に不妊治療をしている人がいなかったので、近しい人からの情報は一切ありませんでした。

仕事をしていれば、治療と両立できる距離にあるのかは重要だし、何を重視して病院を選ぶのか・・

 

そもそも、自分(&パートナー)の体がどういう状態なのか、不妊原因が何なのか、調べてみないとわからないし、調べてもわからない可能性も高い。

分かっていない状態で病院を探すのは難しい。体外受精専門の病院もありますしね。

どの段階から取り組むのか、ある程度の知識もないと判断はできません。

 

 

ネットで病院の口コミ・評価を調べると、おおよそ

 

悪い評価→いやな経験をした人や、治療がうまくいかなかった人

良い評価→治療がうまくいって妊娠できた人

 

の2パターンにパカーンと分かれていて、どの病院も著しく高評価、なんてところはありません。

治療している当の本人にとっては妊娠できた→○、できなかった→になるわけだから、そりゃ、そうだよねーーーと結局あまり口コミは参考にできない。

病院の雰囲気やシステム等は参考になるとは思いますが。

 

 

私は途中で病院を変えていますが、その時は病院のHPをくまなく見て、病院の方針・実績・情報開示・費用・通える距離かで判断しました。

転院するのにも勇気がいりますが、なかなか治療がうまくいっていない場合・気になることがある場合、思い切って病院を変えてみることをおすすめします。

治療の内容としてはほぼ同じでも、やはり病院のシステム・見ている数値・判断のタイミング・方針等かなり異なっていると感じました。

 

②先の見通し・終わりのタイミング

これは本当に不妊治療において一番悩むところだと思います。

「今回の治療は、私(またはパートナー)の体調が最善でなかったかもしれない」

胚盤胞はあと○つあるしここまでは・・・」

「次こそは・・・・・・」

妊娠できない限りは、ずっと暗闇の中をさまよっているような。

終わりが見えない治療。

自分を責める必要はないと分かっていながらも、何を理由にしたらいいのかわからずストレスを抱えていくー・・・

 

私の場合は、2021年で治療にケリをつけよう(うまくいかなかったらここで一旦終了する)と夫と決めました。

夫は結婚した時から「子どもは持たずに私と2人で暮らしていくでいいよ」と言ってくれていたので、治療においても基本的にすべて私のやりたいところまででいい、という考えでした。

 

治療を繰り返すとともに年齢も重ねていきますし、焦りもストレスも増しますよね。

治療の期限を決める・養子縁組を考える等・・難しいことですが、パートナーとその時その時しっかりと話をして、治療を進めることは大切だと思います。

 

③ソフト・ハード面の負担

ここで私がいうソフトは精神面、ハード面は通院・費用です。

②でも少し述べていますがとにかく精神的負担が大きい。毎回治療がうまくいかないたびに、どん底に突き落とされる気分になります。

ああ、またやりなおしか。と。

 

自分の身近には治療している人はいないのに、こんなに病院に通う人がいるのか!!と毎度びっくりさせられるほど患者は多く、通院・待ち時間の負担は大きい。

そして費用は決して安いものではないので、うまくいかないときの費用出費と精神へのダブル?トリプル?パンチは本当に辛い。

 

菅前首相が不妊治療の所得制限緩和・費用や条件の緩和、そして来年から保険適用へと動いてくれてたことは、治療している人にとっては大きな希望だったと思います。

かくいう私も費用の面では助けられました。

 

不妊治療に取り組むカップルは今後も増えていくと思います。

地方の専門病院を増やす、医師を増やす等のハード面に加えて、治療中の人々を精神的に支えていくカウンセラーや場を整備していってほしい。

 

治療に取り組む方の中でも若い方はうつ状態になっている人が多いと新聞で読みましたが、少子化について国は考えているのであれば、本気でこの部分にも取り組んでほしいです。

みなさん自分の子どもを持つことを望んでいるのですから。

 

 

まとまりのない文になってしまいましたが・・

本日はこんなところで。

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