Hana’s blog

子育て、シアトル生活等日々の出来事や考えを綴ります

私の不妊治療【1】

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これまで自分と同じ不妊原因の方に出会ったり、ブログ等でお見かけしたことはないので、かなり稀だとは思いますが、きっと世の中にはどこかにいらっしゃるはず。

ということでいつかどこかで誰かの参考になれれれば・・ということと、自分自身の記録としても残したいと思います。

 

不妊原因について

私は、中学3年というかなり遅めの時期に生理が始まりましたが、2度ほど生理周期があった後、完全に止まってしまいました。続発性無月経というもので、検査の結果、視床下部の機能不全(もしくは下垂体の機能不全だったか・・)でした。

 

ちなみに視床下部の機能不全は、以下のようないくつかの理由で起こるようです。

 

  • ストレスや過剰な運動(競技選手、特に体重を低く維持することが必要なスポーツの女性選手における)
  • 栄養不良(摂食障害の女性や著しい体重減少があった女性など)
  • 精神障害うつ病強迫症など)
  • 放射線療法やけが

 

また、下垂体の機能不全は、以下のような理由で起こります。

 

  • 下垂体の損傷
  • プロラクチンの血中濃度の上昇(下垂体腫瘍から生じている可能性)

 

 

 

上記の理由の、どれかがあてはまっていたのか・・・わからないのですが、高校時代から地元の産婦人科に通い、大学時代には大学近くのレディースクリニックに通って、ピルの服用をし、無排卵状態でしたが生理だけは起こさせて子宮を活動する状態にはしていました。

医師からも、こうしておけばいざ子どもがほしい時に治療すれば妊娠できる可能性はちゃんとあるよ、と聞いていました。

 

今考えると、もっと無月経の理由について調べるべきだったのか・・ただ自分の身体が女性として機能していないことに非常に劣等感を感じていたので、これ以上何か検査することに恐怖を感じて、調べられませんでした。

実際、調べたところで理由がわかるのかはわかりませんが。自分の身体に向き合いきれていませんでした。

 

社会人になって以降も東京の総合病院の産婦人科に通い、ピルのみ続けていました。

そして結婚することになり、子どもについて考えはじめました。治療しなければ妊娠できないことは分かっていたので、このことは結婚する前にパートナーには伝えていましたし、彼はそれを了承してくれていました。(有り難い・・涙)

また、治療をできるだけ早く始めたい、ということについても了承してくれました。(この時29歳)

 

 

1つめの不妊治療クリニック

1つめの不妊治療クリニックは、家・職場から通いやすい利便さ、HPを見てある程度の治療体制が整っていそう、という点で決めました。

 

実際行ってみると、かなりこじんまりしたクリニックで、医師の先生は1人。

1人で全てをこなしているので、当然が診察のお休みの日もあり、GWや年末年始などはクリニック全体がお休みになるため、この時期の治療はできませんでした。

 

まずは卵管造影、血液検査等基本的な検査を行いました。高プロラクチン血症傾向がある、ということ以外(あとは無月経であるためFSHLHが極端に低い)大きな問題はありませんでした。

またこの時夫も一緒に検査しています。彼には異常は見つかりませんでした。

 

私は無排卵月経の状態だったため、排卵誘発剤での治療は必須。まずはタイミング法から開始することにしました

 

 

長くなってしまいそうなので、本日はこんなところで。