Hana’s blog

子育て、シアトル生活等日々の出来事や考えを綴ります

私の不妊治療【5】

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前回からの続きです。

2つ目のクリニックでの陽性判定後とこれまでの治療費用、全体の振り返りです。

 

 

 

陽性判定後の通院

 

陽性判定日後も毎日、エストラーナ貼りとルティナス膣剤13回挿入は続きました。(エストラゲン、プロゲステロン補充のため)

5日ごとに来院し、ホルモン値を測定して、ホルモン値が足りない場合は補充のため筋注。

私の場合はプロゲステロンが下がり気味で、4月中旬までは毎回2単位注射。

これがなかなか、HMGよりも痛かった記憶が・・

 

判定から2週間後には心拍の確認ができ、ピコピコ動いている小さな命に感動しました;ω;`)

 

ちなみに妊娠された方の内診の時間はクリニックで固められていて、治療中の方と同じタイミングで内診がないように考慮されていたと思います。

本当に皆さん大変な思いをされて通われており、自分も含めセンシティブなので・・・

第二子妊娠のために通われている方も多いと思いますが、小さなお子さんを見たことはありません。

 

 

8w4dではエストロゲンが十分増えてきたため、エストラーナは終了。

プロゲステロン値も安定してきたため、ルティナスは1日2回になりました。

そして9w4dプロゲステロン値も胎盤から出てきて増えてきているということで、クリニック卒業となりました。

 

ここまで2ヶ月毎日ルティナスを使ってきていたので、突然薬を終了して私の身体はちゃんと機能してくれるのだろうか・・・と不安でしたが、ここは信じるしかない。

(ちゃんとベビーは成長してくれました。ほっ。)

 

唐突なクリニック卒業で(11wまで通うと思っていたため)驚きましたが、先生や看護師さん皆さんが「おめでとうございます」と仰ってくださって、本当に嬉しい気持ちになりました。

この先まだまだ長いのですが、自分の中では一旦の大きな大きな区切りになりました。

 

 

 

治療にかかった費用

 

ざっくりですがまとめておきます。

 

■1つめのクリニック(人工受精以降)

 

○AIH費用:約8万円×2回

○新鮮胚移植関連費用(凍結・保管費等込):約48万円

○凍結胚移植関連費用:約16万円×2回

 

体外受精については2020年度の不妊治療助成が適用されたため

都の助成 ステージA30

      ステージC7.5万×2回(2021年度だと10万円に助成額が上がっています)

区の助成 10万円(江東区

の助成がありました。

 

 

■2つめのクリニック(KLC)

 

○採卵周期関係費用(凍結・保管費等込):約63万円 

○移植周期関連費用:約15万円

○移植後診察&卒業までの薬費用:約12万円

 

2つめのクリニックは2021年度の不妊治療助成が適用され、

都の助成 ステージA30

区の助成 10万円(江東区

の助成がありました。

 

なお、KLCで自然周期で採卵や、移植後の薬服用が少ない場合はここまでの費用はかからないです。

都と区の助成には本当に助けられました。

来年度、保険適用になる予定ですが、とても大きくて嬉しい変化です。

費用の面で治療に積極的でなかった人も是非チャレンジしてほしいです。

 

 

全体振り返り

 

不妊治療に取り組んだ3年間・・・長かったです。

 

夫とのコミュニケーションがしっかりとれていたか・・??なところもあり、私が一人でつっぱしって頑張っていた感もあり、、しんどいと感じる時は多かったです。

ただ、基本的に寄り添ってくれたことには本当に感謝しています。

一人号泣して情緒不安定な時は心配しながらも見守っていてくれました。

 

結果がダイレクトに身体に出てくるのは女性側ですし、病院に通うのも基本的に女性だけ。

精神的に不安定になる方が多いのも当然です。

自分もその一人でした。

 

仕事との両立には苦労し治療が進まないこともありましたが、仕事があるからこそ、治療のことを忘れられる瞬間がたくさんあったことは救いにもなりました。

 

 

また、自分の原因と治療での傾向をしっかり把握して、もっと早い段階で体外受精にステップアップできていれば、もう少し早く妊娠できていたかも・・・という後悔はあります。

治療で気になることや疑問点はもっと先生にしっかり聞いて話し合って治療方針を決めていくべきだったと思います。

ですが、自分にとってはこのタイミングがベストだったんだ。と今は心から思っています。

 

 

そして今この瞬間もお腹にベビーがいることは本当に奇跡だと思います。

お腹のベビーは卵の状態から多くの人の助けを得て、ここまで大きくなりました。

この子が私の子宮に入る瞬間から見つめていられたことも奇跡です。

治療に携わってくれた方、私の話を聞いてくれた方・・全ての方に感謝です。

これからしっかり守っていかねば。

 

 

最後に

 

今治療に取り組んでいる方、これから不妊治療に取り組む方は、是非、パートナー・医師の先生としっかり向き合い、よく相談して、不安があるなら転院も視野にいれながら治療を進めていってほしいです。

治療には専門的な知識も必要になるので、パートナーとしっかり勉強し、治療に向かってください。

一人でも多くの不妊治療に取り組まれている方々が妊娠されることを祈っています。

 

 

だらだらと長くなりました。

そして結局は自分の気持ちの整理のための記録となってしまいましたが・・

 

本日はこんなところで。

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