Hana’s blog

子育て、シアトル生活等日々の出来事や考えを綴ります

【アメリカ生活】マウント・レーニア パラダイスでトレイル



 

こんにちは、はなです。

 

一週間前、行きたかったマウント・レーニアへとうとう行ってきました。

今回はそのことを。

 

 

マウントレーニアは日本ではコーヒー・カフェオレのイメージが強いですよね(*´ω*)

ワシントン州にあるんです。

マウントレーニアは、マウント・レーニア国立公園の中心に位置しており、カスケード山脈の最高峰です。

標高は4392mで、富士山より600m以上高く、万年雪と氷河に覆われています。

姿が富士山に似ていることからタコマ富士ともいわれています。

 

 

 

マウント・レーニア国立公園には無数のハイキング・トレイルがあります。

事前に色々調べ、赤ちゃん連れでも楽しめるという、パラダイスへ行くことにしました。

 

パラダイスは歩きやすいトレイルが多く、他のトレイルの中でも特にきれいな景色が楽しめるということから人気があるよう。

8月のハイシーズンには車を駐めるのも難しい、、特に土日は早朝にいかないと厳しい・・と情報を仕入れたので、9月の中旬かつ平日に行くことにしました。

 

 

 

シアトル市街から、車で片道2時間半(休憩なし)とこれまでで最長ドライブでありかつ山道、我々夫婦と娘にとってもなかなかのチャレンジです。

 

 

 

104マイル=167kmの距離です。よく行ったな~

 

 

 

 

 

娘が車の中で楽しく過ごせるように、おもちゃを工夫してみました。

また、チャイルドシートをつけている後部座席の頭部分にミラーをつけて、夫の席から娘の様子がわかるように。

私も振り返ればミラー越しに娘と目を合わせられました。

 

大好きなおうた絵本は、紐など通せるようになっていないので、ジップロックにいれてクリップをつけて上から吊るしました。

袋の上からボタン押せるので、自分でボタンを押して(時々足で押してました笑)楽しんでいました

 

 

 

朝ごはんをぱっと食べ、7時半すぎに出発。

ハイウェイ(特にシアトル内)はあっちにでたりこっちに入ったりとかなり入り組んでいて、間違いやすいので、私も助手席に乗ってカーナビを更にナビゲート。

 

 

ただ1時間ほどいったところで娘のギャン泣きが始まってしまったので、一旦車をおりて私は後部座席へ移動。

なんとか泣き止んでくれてほっ。

 

 

車で約1時間半の、ElbeSafety Rest Areaで休憩しようと決めていたので、ここで一旦降りてトイレ休憩。

無料のトイレがあります。

かなり涼しくなってきていました。

そして、空模様が怪しい・・・・・・(-_-)

 

 

そこからは一車線のうねうねした山道をひたすら進んでいきます。

が、霧がすごい・・・

前の車がぎりぎり見えるくらいになってきて、雲行きが心配されます・・・・・

 

 

何も見えない・・前方注意

 

 

マウント・レーニア国立公園には、出入り口が4つあり、どこかから入る必要があります。

その際入園料が要ります。

事前にオンラインで払っていた(車で入る場合は$30)ので、そのコピーを見せてスムーズに入ることができました。

 

 

10時半過ぎに駐車場に到着。

 

登山口に一番近い駐車場に駐めることができました。

 

パラダイスにはHenry M Jackson Memorial Visitor Centerというビジターセンターがあり、インフォメーションセンター・ギフトショップ・シアター・厳正植物や動物、火山についての展示があります。

シアターではお天気が悪かった日に来た人のために、国立公園の映像を上映していたのだそうで・・

知らなかった~

見て帰ればよかったなぁ。。

 

 

右手に見えるのがビジターセンター。寒い寒い・・娘には服を3重に着せました

 

 

余裕がなくて見れなかったですが様々な展示がありました

 

 

かなり寒かったので(10℃いかないくらい)、娘の授乳・ご飯・着替え等車の中ですませました。

とはいっても車は広いわけではないので、全てに時間がかかってしまい・・

山を登りだしたのが12時前でした。

 

 

私たちはSkyline Loop Trailを登り、途中のPanorama Pointで引き返すというトータル2時間と少しのコースで行こうと決めていました。

 

青の点線をのぼっておりました(帰りは違うルートも歩きました)



 

娘は夫がおんぶしてラクラクです

 

 

本当は美しいマウントレーニアを眺めながら登れるはずが・・・

すぐ前方すら濃い霧で、、見えない。。

 

 

 

 

パラダイスは標高1650mで、マウント・レーニアの森林限界にあたるため、登り始めの植生とPanorama Pointまでいった植生(何も生えてなかった)がかなり異なっていました。

 

登り始めは色々な種類の高山植物が。

 

 

 

ヤマハハコ(キク科)。父が詳しいので教えてもらいました。

これ以外の写真の植物は日本にはないそうです

 

ダーウィンがきた」のひげじいのような植物

 

 

 

そして・・リスがものすごくたくさんいました。

シアトルの街なかにいるリスとも違う種類。登山客から餌をもらい慣れているようで、どんどん近寄ってきて自分からリュックを漁りだす勢いでした

 

エサください

 

 

 

娘は登りはじめて15分くらいで寝ました・・・笑

Panorama Pointにつくまで1時間ほど寝ていました。

 

 

 

 

なかなかの急斜面で、途中から足場も岩がごろごろ、悪くなって、息もゼイゼイ・・

 

途中ですれ違ったり会った人とは、なんにも見えないね~Hahahaha・・・と笑いながら登っていき・・

 

 

雪が残っているところもちらほら

 

 

 

Panorama Pointまで到着。

 

見えるはずの山々が何一つみえませんでしたー

 

 

前日に炊き込みご飯でおにぎりを握ったものを持ってきていたので、それを食べたころに娘が目を覚ましました。

 

タイミングをわかっている娘ですね。

 

 

 

下りはあっという間。

下りの途中で、マーモットに出会いました

 

 

 

大きなネズミのような見た目。日本には生息していないそうです。

 

 

 

 

 

休憩もしたのでトータル3時間くらいかかりましたが、無事にビジターセンターに戻り、ホットチョコレートを飲んで一息。

 

 

 

 

帰りに、ようやく少し霧がはれて切れ目から山々がちらっとみえました。

ただ、結局最後までマウントレーニアの山頂は拝めなかった・・

 

 

 

帰りは休憩無しで一気に帰りました。

夫よ、おつかれさまー

 

 

娘も夕方車の中で再び寝てくれて、無事に帰路につきました。

 

 

 

 

最後にマウントレーニアHPのフォトギャラリーを載せておきます。
本当はパラダイスからこんなに美しい景色を望めたはず・・・・・笑

 

www.nps.gov

 

 

マウント・レーニアの大パノラマは味わえなかったけれど、

久々に山の澄んだ空気を味わえたし、美しい植物やかわいらしい生き物たちに出会え、無事に3人で長旅に行けたことはよかったです。

 

 

再チャレンジする機会も与えてくれたということで・・感謝。

 

 

 

今回はこんなところで。