今回は最近知った母乳の成分変化について。
母乳は出産直後(初乳)と、暫く経ってから(移行乳)、、さらに数週間経ってから(成乳)で免疫物質や含有成分量が大きく異なることはよく知られていると思います。
が、日頃の授乳の、あげはじめ(前乳)と終盤(後乳)でも成分が変わることは知りませんでした。
タンパク質、糖質、免疫物質、ミネラル等主要な成分はほとんど変化はありませんが、脂肪分は後乳の方が濃度が濃く変化していくようです。
機構としては、射乳反射で母乳が排出される際、乳腺腔の内壁に付着している脂肪球が徐々にはがれ落ちていき、乳腺腔内の表面積が小さくなり母乳がほとんど無くなる状態で脂肪分比率が大きく増加していくということだそう。
(確かにおっぱいがパンパンな時に搾乳すると、最初はかなりサラサラで薄い白色な気がする。。
徐々に色が濃くなっていくのは感じてました。
おもしろいー!)
後乳には、成長に欠かせないDHAや脂溶性ビタミンなどが豊富に含まれているので、
◎沢山飲めない小さな赤ちゃんやなかなか体重が増えない赤ちゃんに対してはできるだけ後乳をあげましょう
◎片方ずつしっかり最後まで与えましょう
みたいなことを言われたりもするようです。
ただこの後乳、具体的ないつからなのか⁇
というのが載っているような文献はなかなかないようで…
後乳が具体的にいつからなのかについては数名の方がご自身で調べたり、調査されてました。
妊娠中にたくさんYouTubeでお世話になってた助産師hisakoさんも投稿されてます。
おそらく、飲ませ始めて10分後位には脂肪多めの後乳に切り替わっているそうな。。
ただこれって、お母さんのおっぱいのキャパシティや、前の授乳からどれくらい空いたかにもよると思うし、赤ちゃんがどれくらいの勢いで飲むかでもかわりますよね。
だから一概にはいつから切り替わるって言えないだろうし、難しいところ・・
一度に出きらなかった脂肪分は、次回の授乳の時にはじめから出ていくんじゃ??と考えたり。
私の娘はだいたい7,8分で片方のおっぱいは力尽きることが多く、なかなか10分しっかり飲むということはありません。
毎回2,3分を超えてくると、娘の飲むスピードが明らかに落ちてゆっくりになるので、このあたりで後乳に切り替わっているのかもしれません。
とりあえず、私の娘はしっかり体重も増えムチムチしてきているし、発育に問題はない。。
ということで、これまでとかわらず授乳をしていこうと思います。
特に結論という結論はないのですが・・笑
母乳って奥が深いですね。
今回はこんなところで。
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